半分ご飯、半分ルーにしておけば、ひとまずカレーライスのように見える。最も大衆的な日本の料理カレーライス。ドラえもんを描くみたいにカレーライスを描いてみたらどうだろうか。カレーライスを「カレーナイス!」と言ってみて、明るく楽しく雑なドローイングをしてみたかった。 (2024/11/11)
インクが切れかかっているマーカーでごしごしドローイングするのが好き。新品のマーカーでドローイングするときは、早くインクがなくなるのを期待している。 (2024/09/29)
I like to draw with markers that are running out of ink. When I draw with a new marker, I expect the ink to run out quickly. (09/29/2024)
7/5(金)~10(水)、都内での初個展『The Worst of The kamonpoi』(新宿眼科画廊)が無事終了。kamonpoiとして2019年から活動を始めてこの5年間ほどのdrawing workを出せるだけ出して、これでいったんリセット。という気持ちもあったが、以後も変わらずメモ用紙や手近な紙にマッキーやボールペン、色鉛筆で他愛ないいたずら描きを続けている。あまり考えすぎず、気負わず、奇を衒わず、自身の日常をそのまま受け入れながら排泄するようにドローイングする。そんな風に引き続きやってったらいいんじゃないか。ほんとに?そんなすっきり、達観した感じでドローイングし続けられるか?仙厓の禅画を観て、「よし、俺はマッキーで仙厓みたいなドローイングを描いて受けてやるぞ」とかいう俗な野望が芽生えたり。自身の姿勢やテーマとかそう簡単に見つけられない。そもそも自分で見つけるものだろうか?ブレ続ける。そこは変わらない。7月から8月にかけてのブレるドローイングの欠片たち。 (2024/08/31)
4色ボールペンの黒を除いた赤・緑・青の3色の組み合わせに惹かれる。光の三原色であるところの赤・緑・青はいろんな割合で混ぜればいろんな色ができるけれど、ただ赤は赤、緑は緑、青は青でそれぞれ単色のまま特に混じるでもなく、絡まった釣り糸みたいにごちゃごちゃしてる様に惹かれる。描かれるモチーフはそれぞれ無関係で、ただ糸に絡み取られたみたいにたまたま描かれる。 (2024/06/02)
I am attracted to the combination of three colors: red, green, and blue. The three primary colors of light, red, green, and blue, can be mixed in various proportions to create various colors. But I'm fascinated by the way red is red, green is green, and blue is blue, and each is a single color, not mixed, but jumbled like a tangled fishing line. The motifs are unrelated to each other, and they just happen to be drawn as if they were entangled in a thread. (06/02/2024)
気が付いたらもう丸5年ほど続けている。A5サイズのOPP袋に日々の生活で出るゴミなどを放り込み、袋詰めの生活コラージュ=bagging collageという作品なのか、いや日記のようなものとして作り続けている。好きでないものや不要になったもの、失敗したものなんかをデスクの上から払いのけていくわけだけど、デスクの下に落ちてみると急にそれらが輝いて見えてくることが多々ある。自分の選択基準なんて頼りにならないなと思う。捨てて、見つけて、拾う。 (2024/04/20)
Before I knew it, I had been doing it for about five years. I toss garbage from my daily life into an A5-sized OPP bag and continues to create a series of diaries-like works called bagging collage. Brush away things you don't like, things you don't need, and things that you don't want to mess up on your desk. There are many times when things that have been brushed away and fallen under the desk suddenly become shiny. I don't think my selection criteria can be relied upon. Throw it away, find it, pick it up. (04/20/2024)
半年近く、もしくはそれ以上ほとんどZEBRAのハイマッキー(油性マーカー)を使ってドローイングしている。ハイマッキーでもこんなアートな使い方ができる、ということには興味がなく、そもそもそこまでのスキルもない。上履きに名前を書くみたいにドローイングできるのがいい。安い紙にゆっくり線引いてインクを染み込ませ下の紙に裏移りしたりもいい。描いた後に紙を裏返して見るのもいい。色数が12色なのもいい。太ペン先をうまく使いこなせないのもいい。 (2024/03/16)
For six months or more, I have been drawing with oil-based markers(Hi-Mckee,ZEBRA). I'm not interested in using oil-based markers to create artistic expressions. In the first place, I don't have the skills to use it that much. With an oil-based marker, I can draw like writing my name on my shoes. It's also good to move to the back. It's also good to see it from the back. It's also good that there are only 12 colors. It's also good that the thick nib is difficult to use. (03/16/2024)
うちに猫が2匹いる。1匹からはなつかれているけど、もう1匹からは嫌われている。なので、なつかれている方の猫をモデルにして描くことが多い。けれども、描かれた猫を見てもどっちの猫なのかは区別がつかない。そういう風には描いていない。(2024/02/03)
I have two cats at home. One of them likes you, but the other hates you. Therefore, I often draw cats that like me as models. However, if you look at the drawing of the cat, you will not be able to distinguish which cat it is. I don't draw it that way. (02/03/2024)
2023年のドローイングピースたちを振り返る。日々のドローイングピースたちは生活の垢みたいなもので、他愛のないもの。技巧や情熱やルサンチマンを離れたところで、一体どんなドローイングができるもんなのか。ポンポンと次から次へとはじけるポップコーンみたいにドローイングを描き散らし、傑作、代表作なんてつくるもんかと。12点のピースたちは、1月から12月まで月毎に1点チョイスしてみたけども、それは年末の気分で選んでみただけ。(2023/12/30)
壁に描かれた落書きに惹かれる。グラフィティというもはやすっかり確立されてしまった表現以下の。幼児が手近に紙がなくて壁をキャンバス代わりに天衣無縫に描くような。それら落書きは、落書きをノイズ、汚れとしか見ない人たちにより消され、塗りつぶされる。一見白さを取り戻した壁。その下の層からうっすら浮かぶ落書きの跡。それは新たな落書きを誘う呼び水になる。そうして落書きがなされ、また消され、を繰り返し。黒と白の陣地どり、まるでオセロ=リバーシのような攻防。そんなイメージで。(2023/11/23)
2023/10/6~10/10、美学校スタジオ(神保町)にて開催中の美学校「生涯ドローイングセミナー」2022年度修了生によるグループ展『ドローイングその後2023』に、惜しくもというかその時の気分で漏れてしまったドローイングpieceたちを、自室の壁と窓にて弔い展示もしくは壁打ち展示!(2023/10/8)
グラビアを見る口実としておまけでドローイングをしているようなあまりにだらしないドローイングたち。
エロからはもっと離れて、もっとだらしなく、もっといい加減にドローイングしたい。
Too sloppy drawings that seem to be drawing as an extra as an excuse to see gravure.
I want to draw more away from eroticism, more sloppy, more carelessly.
(2023/9/3)
ここ1年くらいの日々のドローイングから。新装開設であらためてご挨拶、自己紹介代わりのpieceたちです。
These are drawing works from the past year. In conjunction with the opening of the new look, I would like to introduce myself again.
(2023/7/2)